12歳の大冒険 計画編

2017年12月26日

12歳の大冒険 計画編

私は中学1年生の時に、埼玉の親戚から神戸まで在来線で帰りました。時間にすると10時間。当時はまだ12歳で、しかも1人でしたので、本当に緊張しながら旅をしました。それでも、家に着いた時は「達成した」という感動がこみ上げました。今回は準備過程からこの旅を振り返ってみたいと思います。

「一回、在来線で埼玉から帰りたい。それも1人で」中学1年の時に、母親と祖母に言いました。まずは、この2人を説得することが第一関門でした。祖母は反対しましたが、母親は賛成しました。結局、祖母が折れる形で旅行の許可が下りることに。ただし、お昼に公衆電話で家に電話することが条件でした。まだ、携帯電話が普及していない時代でしたので。

ともあれ、許可が下りたので早速準備に。時刻表を購入し、青春18切符に関する情報を読みあさりました。昼食は浜松駅のうなぎ弁当。後は、時刻表を見ながら乗る列車を選択して、ノートに移す作業です。ノートの書き方は決まっていました。

 

乗車駅 発車時刻(種別・列車番号)到着駅 到着時刻

 

これを順番に上から下まで書いていくのです。この形式は鉄道ライターの種村直樹さんの本を参考にしたと思います。ちなみに、私は今でも旅行の計画を書くときは上記の書き方をします。計画を立てる際に、注意した点はトイレを済ます場所を決めたことでした。東海道線は本数が多いため、スムーズに乗り継ぐとトイレをする時間がありません。また、静岡県はトイレなし車両があるため要注意です。そのため、新しい近郊電車に乗った際に、車内のトイレを利用することにしました。もちろん、どの区間に新しい近郊電車が走るかもチェックしました。

現在ですと、スマートフォンで暇つぶしができる時代。しかし、当時はそのような便利な機械もなかったので、時刻表と本を持って行きました。ところが、緊張でほとんど読みませんでした。今から考えれば、便利な機械がなかったからこそ、達成感があったかもしれませんね。