韓国の地下鉄

2017年12月26日

ポケット図解 韓国の電車と地下鉄をとことん楽しむ本

今回は、日本の隣国、韓国の地下鉄について書きたいと思います。私は今から7年前、韓国の釜山に行きました。この時が、海外一人旅のデビューとなりました。なので、釜山の地下鉄が中心になります。

旅行前に一生懸命ガイドブックを見て、釜山の地下鉄の乗り方を覚えました。いざ、本番。地下を降りると、改札と券売機がありました。ただ、日本のように券売機の数は多くありません。韓国ではすでにカードが普及していたので、切符を買う人がめっきり減ったのです。さて、券売機で切符を買うわけですが、私は韓国語が読めないので、ボタンを押して英語表記に。ところが、同じような駅名が表示されたので、頭がパニック状態に。適当に目的地に近そうな駅を選んで、切符を購入しました。

ホームに降りると、何となくキムチの匂いが漂います。日本の地下鉄に乗った外国人観光客によると、日本の地下鉄は味噌臭いらしいです。地下鉄は、それぞれの主要な食べ物の匂いに似るのでしょうか。しばらくすると、踏切のチャイムと同時に、構内放送が流れました。韓国語、英語が流れるのは理解できますが、何と、中国語と日本語の放送も流れたのです。ここが、首都のソウルなら理解できますが、釜山の地下鉄でも4カ国語で流れるのです。日本の第二の都市、大阪でも構内放送は日本語だけです。これには、「地下鉄の国際化では韓国に負けたな」と思いました。車内に入り、発車。日本ではあまり聞く機会が少なくなった、電機子チョッパの「ツー」という音が車内に鳴り響きます。もちろん、車内放送も4カ国語。ただ、ちょくちょく翻訳で笑ってしまうことがありました。例えば、韓国国鉄に接続する釜山駅では「鉄道にお乗り換えです」というアナウンスが流れました。「確かに国鉄は鉄道だけど、地下鉄も鉄道では」とツッコミを入れたくなりました。しばらくすると、市庁舎駅に関するアナウンスが流れました。驚いたのが、アナウンスの前に音楽が流れること。これですと、絶対に乗り過ごすことはないでしょう。

さて、韓国の地下鉄では車内でもおもしろいことが起こります。まず、車内での物売りですね。韓国語で威勢良く自分が持っている商品を宣伝します。また、韓国語独特のリズムが宣伝にあっているのです。「どうせ、誰も買わないのだろう」と思っていたら、ちょくちょく売れていくのです。これには驚きました。

地下鉄というのは、本当にお国柄が出るものです。ぜひ、外国を訪れたら、地下鉄にチャレンジすることを忘れずに。