鉄道模型とホコリの仁義なき戦い

2017年12月26日

鉄道コレクション 第9弾【開封販売】小田急電鉄 1800形 (2両セット) デハ1802+クハ1852

鉄道模型の最大の敵はホコリ。ホコリが車輪や線路の上に付着すると、車輪から電気がスムーズに流れなくなります。そうすると、模型の車両の動きはぎこちなくなります。また、モーターやギアにホコリが付着すると、これもスムーズに動かなくなる大きな原因になります。ですので、鉄道模型をやる人間にとって、ホコリをいかに除去するかというのは永遠のテーマなのです。今回は、鉄道模型とホコリをめぐる仁義なき戦いを振り返りたいと思います。

線路を準備して、さあ、走らそう、と思うと、うまく動かない。一番、原始的な方法はガーゼにメーカーが出しているレールクリーナーをつけて、手で拭くことです。一番シンプルなのですが、ものすごく面倒なのです。友達と話しながら作業するのはいいのですが、一人ですと拭く作業を終えると、運転のやる気が半減していまします。また、大きな運転会場ですと、線路を拭くだけで、膨大な時間的ロスになってしまいます。「何かいい方法はないか」、鉄道好きの先輩は機関車を改造して、ガーゼと車体下に取り付け、走らせながら汚れを取り除くシステムを開発しました。これですと、手で拭く必要がないのでものすごく楽です。ただ、機関車一台を犠牲にする必要があります。この時、私は両数が少なかったので、生贄にするための機関車がなかったのです。

諦めかけていたところ、鉄道模型の大手とも言えるTOMIXから救世主となる「TOMIXマルチレールクリーニングカー」が販売されたのです。価格は4,200円でしたが、価格は関係ありませんでした。このレールクリーニングカーは素晴らしく、湿式と乾式、両方で使えます。湿式の場合、上からクリーナー液をスポイトで滴らし、それが下の湿式ディスクに伝わります。そして、走らせながら線路を磨いてくれるのです。一周走らせると、湿式のディスクが真っ黒に。真ん中の小さなゴミ箱を開けると、小さなホコリがたくさん。これには思わず、歓声をあげたくなりました。湿式で落とせない場合は、紙やすりを使った乾式を使います。古いレールもこれを使うと、何とか走れる状態になります。今まで、なぜこのような製品を出さなかったのか、不思議に思うくらいです。

最近は、どの運転会に行っても、レールクリーナーを見かけます。きっと、今の子供に「昔はガーゼで線路を拭いていたのだよ」と言っても分からないでしょう。本当に便利な時代になったものです。次はどのような道具が誕生するのでしょうか。