長崎の路面電車

2017年12月26日

プラレール 長崎電気軌道3000形

前回はJR九州について書きました。今回は長崎の路面電車について書きたいと思います。2007年の長崎旅行が基になっています。それでは見ていきましょう。

2007年に、3泊4日の日程で長崎と佐世保を旅行。どうしても長崎には行きたかったので印象深い国内旅行になったのです。その際、長崎で乗りまくったのが路面電車です。長崎の路面電車は長崎電気軌道という会社が運営しています。つまり市営交通ではなく私鉄なのです。長崎の路面電車の特徴はとにかく料金が安いこと。現在は大人120円で市内どこへでも路面電車を使って行けます。ちなみに、私が利用したときはワンコインの100円だったと思うのですが。それでも、現在でも120円でキープしていることは感心せざるを得ません。

長崎の路面電車で驚いたことは車内放送。よく耳をかざして聞いてみると「1号系統」という言い方をしています。「1系統」ではないのですね。わざわざ「号」を入れる会社は珍しいと思います。これは今でも妙に覚えています。

長崎の路面電車は広島とは異なり、ノンステップの車両は多くありません。古い在来車も現役バリバリで走っています。ただ、ステップ部分をよく見ると、なるべく段が多くならないように工夫されています。もちろん、電停もかさ上げ。こういった地道な努力に感心させられました。

どの車両も大混雑。長崎の人々は本当に路面電車をよく利用します。また系統図も分かりやすく5系統しかなく、至ってシンプル。初めて長崎を旅する人でもカンタンに乗ることができます。沿線風景はあまりおもしろいものはありません。ただ、唯一「おもしろい」と感じるのはトンネル。トンネルと言っても自然のトンネルではなく、ビルの真下を走るトンネル。よく鉄道雑誌の写真コーナーで見かけます。

私が路面電車に乗った際はあまり新車を見かけなかったのですが、最近では新車の導入も進んでいるようです。もちろん新車はノンステップの車両。まるでヨーロッパの路面電車のようです。特に3000系という新車はなかなかカッコイイですね。パンフレットを見ると「ヨーロッパ」を意識したデザインとなっています。その一方で、路面電車の近代化に大きく貢献した2000系は廃車となってしまいました。誕生した昭和50年代では画期的な車両でしたが、あまりにも特殊な部品が多く保守整備が厄介だったみたいです。ともあれ、もう一回長崎の路面電車には乗ってみたいですね。次は新車に乗りながらゆっくりと長崎の街を眺めてみたいものです。