「ぷらっとこだま」という不思議な切符について

2017年12月26日

超得きっぷで愉しむ鉄道の旅 (別冊宝島 2153)

今回は「ぷらっとこだま」という不思議な切符を紹介したいと思います。「ぷらっとこだま」は正式に書くと「切符」ではなく「ツアー」という形に近いのです。もちろん、添乗員は付きませんよ。実質は普通の切符です。それでは、「ぷらっとこだま」を見ていきましょう。

「ぷらっとこだま」は「JR東海ツアーズ」という会社が発券しています。そのため、「みどりの窓口」で購入することはできませんのでご注意ください。「ぷらっとこだま」を入手するには、「ぷらっこだま」を扱っている旅行会社に行くか、もしくはインターネットで申し込む形になります。

「ぷらっとこだま」と書いているので、東海道新幹線の「こだま号」のみに乗車することができます。しかし、全ての「こだま号」に乗れるわけではありません。「ぷらっこだま」で乗れる「こだま号」はあらかじめ決まっているので、その中から選択しなければなりません。「ぷらっこだま」は指定席で、購入後の変更は原則、認められませんので十分ご注意ください。

いろいろ制限が多い「ぷらっとこだま」ですが、とても安いのが嬉しいところ。例えば、通常期では東京・品川から名古屋までが8,100円、東京・品川から新大様までが10,300円となります。東京から新大阪までが新幹線で1万円少々で乗れるのは本当に魅力的ですね。プラス「ワンドリンク券」付きです。現在、「こだま号」は車内販売が行われていないので、この「ワンドリンク券」は本当にうれしいです。ぜひ、出発駅のキオスクでドリンクに交換してみましょう。

「こだま号」は各駅に止まり、東京から新大阪まで約4時間かかります。この「4時間」が結構長いのです。なぜなら、各駅に止まるだけでなく、通過待ちが長いのです。長い駅では「のぞみ」と「ひかり」の通過待ちを行い5分も止まるのです。これは、結構大変です。

そこで、オススメなのは待避駅でプラットホームに出てストレッチをやること。もちろん、必ず駅や車掌の放送でいつ発車するか確認してくださいね。また、待避駅では有名駅弁を買ってみましょう。あらかじめ、有名駅弁を購入できる駅をチェックしておくとよいでしょう。

それでも、走っている間は暇ですよね。オススメなのは新書や小説をたくさん持っていくこと。「こだま号」は結構空いているので、快適に読書することができます。サクサク本が読み進められるので、ぜひ試してみましょう。

「ぷらっとこだま」は新たな新幹線の楽しみ方を提供してくれます。