何となく気になったロシアから中央アジア行きの列車

2017年11月29日

D15 地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々 2015~2016

こんにちはライターの新田浩之です。今回は何となくロシアから中央アジア行きの列車について書いてみたいと思います。

以前、モスクワの街を歩いたとき、偶然にもカザフスタンの大使館を発見。もちろん、カザフスタンの国旗が掲げられていました。「カザフスタン行ってみたいなあ、鉄道で行けるのかな」その時以来の長年の疑問です。そこで、2016年冬の時刻表で調べてみましょう。

時刻表を開くと最初に出てくるのがモスクワ発タシケント(ウズベキスタン)行きです。Sko(寝台急行)と書かれているので、3段開放寝台と個室との組み合わせでしょう。庶民的な列車であることが容易に想像できます。もちろん、モスクワから1泊2日でタシケントに着くことはできません。モスクワから3泊4日かかります。モスクワを夜の22時40に出ると、タシケントには4日目の16時50分に到着。タシケントに着いた頃にはウズベキスタンの人々と友達になってそうですね。タシケント行きの隣にはビシュケク行き(キルギス)の列車が載っています。こちらはビシュケクに3日目の23時6分に到着。こちらの列車は少し用心しないと怖いかもしれません。

もちろん、カザフスタン行きの列車もあります。それが、モスクワ発アルマティ行き。アルマティはカザフスタンの首都ではなく最大都市になります。こちらは3泊4日もかかります。距離数を見るとモスクワからビシュケク間が3,072kmであるのに対し、アルマティはモスクワから4,017kmも離れています。パッと地図で見ると、カザフスタンの方がロシアに近そうなので意外な感じがします。もちろん、モスクワから首都のアスタナ行きも用意されています。

4泊5日かかるのはモスクワ発ドゥシャンベ(タジキスタン)行き。カザフスタンやウズベキスタンは外国人ビジネスマンや観光客が利用しそうですが、ドゥシャンベ行きは利用しないでしょう。その分、興味はあります。ちなみに、この列車はヴォルゴグラードを通るので治安面では少し心配かもしれません。唯一、中央アジアでモスクワからの直通列車がないのがトルクメニスタンのアジハバート行き。ソビエト時代はあったそうですが、いつの間にか廃止されました。おそらく、あまりにも走行距離が長いので需要がなくなったのでしょう。

とにもかくにも、一度このうちのどれかには乗ってみたいですね。ただ、少しだけ治安面が心配ですが。テロはおそらく大丈夫でしょう。