大人気!設備の保守・点検を行うドクターイエロー

2017年11月29日

S-07 ライト付923形 ドクターイエローT4編成

新幹線には様々な車種があり、乗る・撮るなどの楽しみに事欠きません。その中でも、老若男女を問わず人気を誇っているのが、ドクターイエローです。ドクターイエローとは、線路をはじめとする設備の保守・点検を行うための車両です。毎日決まったダイヤで運転されているわけではないので、いつ、どこで出会えるかはわかりません。そのため、出会えたら幸運が訪れる、などという意見も見られるくらいです。

とはいえ、ドクターイエローの走行日はでたらめに決まっているわけではありません。保守・点検を行うという役割から考えても、ある程度の期間ごとにそうこうする必要があることはお分かりいただけると思います。そこで、ドクターイエローの出没情報がしばらくないな、と感じたら、近隣の新幹線駅に出かけて、ドクターイエローがやってこないかチェックしてみましょう。

ドクターイエローはその名の通り、黄色い塗装で知られています。黄色に塗られている理由はいくつか指摘されていますが、在来線設備の保守・点検は夜間に行われることが多く、保守用の車両は夜間でも見えやすいように黄色に塗装されていることが多かったのが理由の1つです。このほかにも、通常の新幹線(営業列車)との区別を明確にするのにも役立っています。

鉄道ファンのみならず、子供たちにも大人気のドクターイエロー。黄色というカラーが子供受けしやすいことも影響しているのでしょうか。プラレールにもドクターイエローがあり、売れ行きは好調なようです。

このドクターイエローがあってこそ、新幹線の安全運航が確保されています。在来線なら万一運転が取りやめになったとしても、タクシーやほかの鉄道で迂回できる可能性が高いです。これに対し、新幹線は長距離の移動を目的とする乗客が大半のため、止まってしまうと代替手段がなくなる可能性が高いといえます。代替手段としては飛行機か高速バスくらいしかなく、いずれも座席数や便数が限られています。飛行機は空港までの移動に時間がかかるほか、高速バスだと所要時間が長くなってしまいます。こうした事情から、新幹線の定時運行は極めて重要です。今後もドクターイエローが活躍を続けてくれることを期待します。