雨の日の列車モーターの苦しみ

2017年11月29日

タミヤ GP.186 プラズマダッシュモーター 15186 (グレードアップパーツシリーズ No.186)

雨が好きな人、嫌いな人がそれぞれいることと思います。外回りの仕事をしている人などであれば、雨は天敵ですね。列車にとっても、雨は強敵です。まず、雨が降れば乗客が増えます。鉄道会社からすれば収入が増加してよいのですが、列車からすれば混雑率が高まり、傘を持つ人も多く乗降にも時間がかかりといった負担がかかります。雨の日には必ずといっていいほどダイヤが乱れる路線を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

雨はダイヤ面のみならず、車両の機器設備にも負担をかけます。鉄道ファンとしてモーター音を楽しんでいると、雨の日のモーター音に異常を感じることがあります。以上といっても列車が故障することはめったにないのですが、明らかに晴天時とは異なるうなりを上げていることが少なくありません。普段はクリアな音で加速する車両が、低いうなり(呻きに近いこともあります)を上げて苦しげに加速する様子は痛々しいです。列車を苦しめないよう、できるだけ晴れの日が多いことを願うばかりです。

モーター音が変化していると、加速状況にも変化が生じている可能性があります。スムーズな加速ができず、雨天の加速時に列車が大きく揺れるなどのケースがこれに当たりますね。運転士としても、ただでさえダイヤ乱れが生じやすい環境の中で、肝心の車両も性能を十分に発揮できないとなれば、ストレスがたまるのではないかと思います。

雨がいつ降るかをあらかじめ正確に予測することは不可能ですが、雨の多い地域はある程度決まっています。こうした地域には、「雨に強い車両」を導入しても面白いのではないかと思います。実際、山間部には急勾配に強い馬力のある車両、日本海側には雪に負けない車両が多く導入されているなど、地形や気候にあわせた車両配置が行われています。地下走行向けに開発された地下鉄車両が相互乗り入れなどによって地上を走行する機会が増えると、故障も増加したという話を聞くことがあります。この逆を行き、地上走行に強い(雨に当たっても故障しづらい)車両が開発・積極導入されれば、雨の日のダイヤ乱れが少し緩和されるかもしれませんね。