列車の窓に使われているガラスの正体って?

2017年11月29日

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先日、混雑した電車に乗っていた乗客がドア部分のガラスにぶつかり、ガラスが割れるという事故が発生しました。列車のガラスが割れることは珍しいのですが、一体どのような素材が使われているのでしょうか。

列車の窓ガラスは、大きな力がかかっても割れにくいよう強化されています。自動車のガラスと同じではないかと考える人もいるようですが、自動車のガラスは破片が飛び散ってけがをしないよう、簡単にヒビが入るつくりになっています。列車の窓ガラスは少しの衝撃でヒビが入るようでは通勤ラッシュ時に使えないので、強化ガラスになっています。

通勤・通学ラッシュ時には、列車のドア部分にもたれたり、押し付けられたりしている乗客を見かけることがありますよね。こうした負荷をかけても基本的にはガラスが割れないように製造されています。特に走行中に列車の窓ガラスが割れれば、最悪の場合は列車外に転落する危険性があります。また、駆け込み乗車をしてきた乗客がドア部分にぶつかることも想定されています。こうしたありがちな負荷がかかっても割れない素材になっているのです。今回ガラスが割れたのは意外でしたね。

さらに、自動車のガラスとの違いについては、自動車と比べて列車は事故に巻き込まれる可能性が低いといえます。道路上を走る自動車に対して、列車は線路上を走るため、衝突の危険性がはるかに小さいからです。そもそもハンドルがありませんしね。こうした事情から、列車では衝突時のガラスの飛散を抑える必要性が、自動車の場合よりも小さいです。むしろ、小さな衝撃でひびが入るとガラス交換の手間が増えてしまいます。その結果として、山間部を走る列車が倒木と衝突した場合などに、ガラスが大きく壊れることがあります。基本的には丈夫にできているガラスですが、やはり倒木クラスの大きな衝撃には耐えられないようです。節電や走行性能向上のために車体軽量化が進められていることもあり、耐久性にはさすがに限度がありますね。とはいえ乗客がぶつかっただけで列車のガラスが割れたのには、驚きとともに鉄道利用者として不安を感じます。安全性もしっかり確保された車両を製造してほしいものです。