乗降客数データの活用法とは?

2017年11月28日

サンコー CL-67 ラクラク持手 (乗降補助 乗降支援) 手すり

 鉄道各社は乗降客数データを収集しています。乗降客数を把握することは、より良い鉄道サービスを提供する上で不可欠です。では、具体的にはどのような活用がなされているのでしょうか。

 まず、ダイヤの見直しが挙げられます。利用客の減少率が高まっている駅などは停車する列車の本数を削減してダイヤを効率化すべきですね。乗り換え駅などの事情を考慮する必要はありますが、乗降客数データが列車本数を考える貴重な材料になるでしょう。

 また、駅ナカ施設の開発にも役立てることができます。利用客が増えている駅があれば新たにコンビニを設置するなどの取り組みが考えられます。鉄道会社の多くは事業の多角化を進めていますが、当然ながら乗降客数データも活用していることでしょう。

 停車駅の設定にも乗降客数データが活用できます。停車する種別を増やした駅について利用客が大幅増加となれば、他の駅にも停車させると良いかもしれません。もっとも、どんどん停車駅を増やすと速達性が失われ、かえって利用客が減りかねないので注意が必要ですね。

 沿線での大規模施設の誕生による影響も把握できます。沿線に学校が新設されたり、ショッピングモールがオープンしたりした場合は、利用客が急増する場合があります。乗降客数のデータを見れば、沿線開発がどの程度利用客増に貢献するのかを判断できます。

 さらに、駅の設備改良にも乗降客数データが役立ちます。乗降客数が増加している駅では階段やエスカレーター、エレベーターといった設備を増強する必要が出てきます。ホームが混雑しすぎると転落や列車との接触事故も懸念されますね。乗降客数データは鉄道会社の利益に直結する取り組みだけでなく、乗客の安全確保にも役立てられるのです。乗降客数のデータについては鉄道会社だけでなく私たちでも手軽に入手できます。インターネット検索をすればデータを閲覧できるので、気になる方は自宅や職場の最寄り駅などの乗降客数を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。