近鉄奈良線ベースの鉄道シミュレーター「Train Drive ATS3」がいよいよリリースへ

【前面展望】近鉄奈良線 区間準急・普通 [DVD]

 先日ご紹介した鉄道シミュレーターTrain Drive ATS3がいよいよリリースされることになります。当初予定の8月末からは遅れてしまったものの、近鉄奈良線という実在路線を忠実に再現しての完成となります。前2作ではそれぞれ東武鉄道、京王電鉄がモデルにはなったものの、駅名が現実とは異なる点などがやや残念でした。今回は初の関西エリアの鉄道路線でもありますし、リリースされ次第、さっそく有料版を購入して楽しみたいと思います。

 リリース前に出されている情報として、主要駅である大和西大寺駅の列車発着の様子があります。この様子を見ると近鉄奈良線だけでなく、京都線や橿原線といった他路線の列車の動きもある程度反映されていることがわかります。この辺りはゲーム性を追求するだけでなく、鉄道好きが作ったリアルな鉄道シミュレーターらしさが出ていると思います。

 また、種別については普通、準急のほか、急行、快速急行、特急という現在、近鉄奈良線に存在する種別が登場しています。さすがに阪神なんば線への乗り入れはできていませんが、これはやむを得ないことですね。

 近鉄奈良線・難波線の近鉄奈良―大阪難波間には折り返し運転が可能な駅が複数あります。先ほど登場した大和西大寺駅のほか、東生駒駅、東花園駅が折り返し設備を備えています。20179月時点のダイヤではこれらの駅のほか、瓢箪山駅や石切駅を終点とする列車があります。こうした列車がどこまで再現されるのか、しっかり注目したいと思います。

 これまでの2作とは異なり、今回は鉄道会社側からの実路線作成打診があったようです。そのため、鉄道会社がPRする形でDL数が大幅に伸びることも考えられます。鉄道ファン中心に人気を誇っていたTrain Drive ATSがより幅広い層に楽しんでもらえることを期待しています。アプリの収益性が高まれば、ダイヤ改正や雨の日モードなど、より多くの機能が備わったアプリになるかもしれません。すでに相当リアルではありますが、さらにリアリティを高めるアプリになることも楽しみにしておきたいと思います。