土曜日と日曜日、同じダイヤでいいの?

目覚まし時計 置き時計 デジタル おしゃれ 大音量 液晶画面 大画面 光センサー バックライト オートライト 自動点灯 アラーム スヌーズ かわいい プレゼント ブラック

鉄道ダイヤの多くは「平日」「土休日」の区分

現在、鉄道ダイヤの多くは平日ダイヤと土休日ダイヤに分かれています。平日は通勤・通学ラッシュ需要に対応するため、朝夕の時間帯を中心に運転本数が多めに設定されることが多いです。また、レジャー施設がある路線では土休日に増便しているケースもあります。

こうした平日と土休日の区別に違和感を覚えたことがないでしょうか。平日でも金曜日の夜は終電が混みやすかったり、土曜日と日曜日、連休中の祝日では乗客数が異なるケースがあったりするはずです。それにも関わらず、臨時列車の設定が多く需要変動に対応しやすい新幹線などを除き、多くの路線では「平日」「土休日」の2つにダイヤが区分されるのはなぜでしょうか。土曜日は学校や会社がある人も少なくない

日本では、週休2日制が基本です。しかし、私立学校や一部の会社では、土曜日も通勤・通学が必要になります。鉄道ダイヤが異なるため、土曜日は普段と違う時間に家を出なければならない人もいるでしょう。土曜日の方が家を出る時間が早い場合、うっかりして平日と勘違いしていると、学校や会社に遅刻しかねません。朝夕くらいは土曜日も平日とそれほど変わらないダイヤ設定にしてほしい、と思ったことがある方もいるかもしれませんね。

また、日本では働き方改革が進められており、残業の抑制が1つのテーマです。残業を抑制したからと言って仕事量が減るわけではありませんから、1人当たりの労働時間が減る分、多様な働き方をする労働者を確保して業務を進める必要があります。副業を認める流れが強まれば、平日はA社で、土曜日はB社で働くといったワークスタイルが増加する可能性があります。こうした動きが強まれば、土曜日のプチ通勤・通学ラッシュが激しくなることも考えられます。

朝ラッシュと夕ラッシュはダイヤが異なる

土曜日にも一定の通勤・通学需要が見込めるにも関わらず、日曜日とひとくくりのダイヤが設定されている理由としては、ダイヤを「平日」「土曜日」「日祝日」の3つに分けると煩雑になるという指摘がなされることがあるでしょう。確かに、日中はパターンダイヤを採用する鉄道会社が多く、ダイヤを簡略化することで乗客にとっても列車の時間を覚えやすいメリットがあります。

しかし、朝ラッシュと夕ラッシュでは鉄道ダイヤが異なる場合がほとんどです。朝ラッシュでは通勤時間帯と通学時間帯が重なるのに対して、夕ラッシュでは通学ラッシュの第一波が終わってから通勤ラッシュが始まります。夕ラッシュの方が列車の密度を抑えることができるのです。鉄道会社としても効率的な運用をすべく、夕ラッシュの方が運転本数や車両数を削減していると考えられます。

1日の中でも朝夕ラッシュの実態に合わせたダイヤを組んでいるのであれば、土曜日と日曜日もより実態に即したダイヤを組んでほしいものです。そうすれば、土曜日の遅刻も予防しやすくなるのではないでしょうか。

土日を別ダイヤにすればコストを削減できる!

現在は多くの鉄道会社で土日が同ダイヤとなっているわけですが、運行を効率化するためにぜひ別ダイヤを検討してほしいと思います。せめて、私立学校が沿線に多い路線では土曜日と比べて日曜日の運転本数を減らすなどしてダイヤを見直してほしいところです。

もっとも、通勤・通学の際にはできるだけ高速で乗客を輸送することが主目的なのに対して、買い物やレジャー目的の乗客が多い日祝日には列車の過度な混雑を避けたいといった思惑があるのかもしれません。しかし、近年では平日ラッシュ時に着席サービスが保証されるライナーや有料特急が人気です。そのため、日曜日のレジャー客輸送において輸送力に余裕を持たせるくらいなら、平日や土曜日ダイヤにもゆとりを持たせてほしいところです。相互乗り入れが多くなるなどして複雑化しているダイヤの中で、新たに土曜日ダイヤを設定することは難しいかもしれません。しかし、鉄道ダイヤは組み方次第で鉄道の利便性を大きく高めることができます。ダイヤ見直しをする際には部分修正にとどまらず、思い切って土曜日ダイヤを設定する鉄道会社が増えることに期待しています。